甲府地方裁判所は2019年5月13日、廃棄物処理法違反の罪で、市議会議員の輿石賢一被告に懲役1年6か月(執行猶予3年)と罰金50万円の有罪判決を言い渡しました。
輿石被告は2018年3月、自身が実質的に支配する会社の従業員と共謀し、山梨県の山中におよそ7トンの廃タイヤを投棄した疑い。裁判所は興石被告が従業員に指示していた点を厳しく評価する一方、後に廃棄物を適切に処理した点を考慮し、判決を決めたものと見られています。
市議会から辞職勧告出されるも、任期満了まで続投の考え
輿石被告は一連の事件を受け、既に市議会から二度の辞職勧告を受けています。
しかし興石被告はこれまで、2019年10月まで議員を継続する考えを表明。今回の有罪判決を受け、その後の判断に注目が集まっています。