冬に増えるごみの処分方法まとめ

これまでの記事のうち、冬に増加するごみの回収方法についてまとめました。

使い捨てカイロの処分方法

発熱済みのカイロの処分方法

使い捨てカイロの処分方法は、自治体によって「可燃ごみ」「不燃ごみ」「その他」と分別方法が異なっています

すでに発熱した使い捨てカイロが再び発熱することはほとんどありません。
カイロの中身は取り出さず、白い不織布のまま指定された分類にゴミ出しします。

未使用・使用期限切れのカイロの処分方法

使い捨てカイロの使用期限はメーカーや商品によって異なりますが、おおよそ購入から2~5年と余裕をもって設定されています。

シーズンが終わっても余っている場合は、密閉できる袋に入れて、日の当たらない場所に保管しましょう。
廃棄をする場合は、一度袋から取り出して発熱させて、冷ました上でごみに出すようにしてください。
使い捨てカイロの処分方法に関するコラムはこちら

古くなった灯油の処分方法

ごく少量の場合は、布や新聞紙に含ませて家庭ごみに出せる自治体もあります。詳しくはお住まいの自治体のごみの分別方法をご確認ください。しかし、通常、灯油を含む廃油は「特別管理産業廃棄物」に指定され、家庭ごみに出す、下水に流す、河川に流すといった方法での処分はNGです。

古い灯油の処分方法は大きく分けて2つあります。

  • ガソリンスタンドへ持ち込む
  • 不用品回収業者へ依頼する

1.ガソリンスタンド・灯油販売店へ持ち込む

灯油の簡単な処分方法は廃油処理のできるガソリンスタンドや灯油販売店へ持ち込むことです。費用は店舗によって様々です。ただし、回収できるのは購入した店舗のみ、そもそも持ち込みに対応していない店舗も多いので、事前に確認をしましょう。

2.不用品回収業者へ依頼する

不用品回収業者の中には灯油を回収してくれるところもあります。不用品回収業者の場合、自宅まで引き取りに来てくれることが多いので、灯油の持ち運びに不安を感じる方におすすめです。

古くなった灯油の保管方法・処分方法に関するコラムはこちら

カセットコンロ・カセットボンベの処分方法

カセットコンロの処分方法

カセットコンロは、自治体によって粗大ごみ、燃えないごみなど処分方法が異なります

一般社団法人日本ガス石油機器工業会では、カセットコンロ内のガス漏れを防ぐためのゴムが年月の経過によって劣化するため、「製造後、約10年以上が経過したものは買い替えの検討」を推奨しています。

使い切ったカセットボンベの処分方法

カセットボンベは、必ず使い切ってゴミ出しする必要があります。
使い切ったカセットボンベは、多くの自治体で「燃えないごみ」や「資源ごみ」として回収されます。
最近では、穴をあけずに処分をするよう促している自治体が多くなっています。

劣化したカセットボンベの処分方法

ガスが残ったまま廃棄してしまうと、ゴミ収集車やごみ処理場で事故が発生する危険があります。

そのため、使用期限が切れてしまった、劣化しているカセットボンベであっても、ガスを抜いてから廃棄が必要です。

屋外の風通しの良い場所や周囲に火の気がない場所でガス抜きを行いましょう。
カセットコンロ・カセットボンベの処分方法に関するコラムはこちら

家庭用使用済みインクカートリッジの処分方法

1.ごみとして出す

多くの自治体で、使用済みインクカートリッジをごみとして排出する場合の分類(不燃ごみ、可燃ごみ)だけでなく、リサイクルを目的に回収する方法を明記しています。
インクカートリッジはリサイクル可能な資源でもあるため、メーカーや自治体、家電量販店などで回収する活動が進められています。

2.各メーカーの引き取りサービスを利用する

インクカートリッジを大量に消費する場合は、メーカーの引き取りサービスが利用できます。

セイコーエプソン株式会社では、「使用済みエプソン純正カートリッジ 引取回収サービス」として、会社が指定した宅配業者が引き取りに来てくれるサービスを行っています。
参照セイコーエプソン株式会社「使用済みエプソン純正カートリッジ 引取回収サービス」

3.回収ボックスを利用する

インクカートリッジの消費量が少ない場合は、自治体施設や郵便局、家電量販店に設置されたインクカートリッジ回収箱へ持っていくことで、リサイクルできます。
家庭用使用済みインクカートリッジの処分方法に関するコラムはこちら

まとめ

冬に使用することが増えやすい使い捨てカイロ、灯油、カセットコンロ・ボンベ、インクカートリッジの処分方法についてまとめました。
実際にごみ出しをする場合は、お住まいの自治体の処理方法にしたがってごみ出しするようにしましょう。

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