
甲府地方検察庁はこのほど、廃タイヤなど合計約7トンに及ぶ産業廃棄物を不法に埋めた疑いで、山梨県韮崎市の市議会議員を器物処理法違反の疑いで起訴したと明らかにしました。
検察によると同議員が実質的に経営していると見られる「輿石建材」は2018年3月、産業廃棄物として処理する必要のあるゴミを甲府市内の土地に埋めたとのこと。犯行は数回に及んでいると見られています。
被疑者が容疑を認める
産業廃棄物に関する事件の中には、証拠不十分で立件に至らないケースが多々あります。
ただし今回の事件の容疑者は、容疑を大筋で認めているとのこと。市議会議員による犯行でありながら起訴にまで至っていることから、今後の動向に注目が集まっています。