検察当局は2019年4月19日、廃棄物処理法違反に問われている韮崎市の市議会議員である被告に対して懲役2年・罰金50万円の求刑を発したと明らかになりました。
被告は関係する会社の従業員らと、廃タイヤなど産業廃棄物7トンを甲府市内の土地に不法に埋めた疑い。その際、会社の従業員らに指示を出し廃棄物に土をかけて見えなくするなど、悪質性も指摘されています。
起訴内容を認め、今期で市議引退を表明
被告は公判にて、検察の起訴内容を認めています。その上で、2019年10月の任期満了を待って、市議会議員を引退する考え。2019年4月中に廃棄物を適切に処理すると主張し、執行猶予付きの判決を求めている状況です。判決は2019年5月7日に言い渡される見通しです。