
埼玉県警は2019年8月5日、産業廃棄物収集運搬業の許可証を偽造し業務を営んでいた疑いで、川越の産業廃棄物処理会社役員の男性を逮捕したと明らかにしました。容疑は有印公文書偽造・行使。
県警の捜査によると男性の会社は産業廃棄物運搬の許可証自体は持っていたが、運搬許可されていない品目を許可されているかのように改ざんし、事業で使用したた疑いがあるとのことです。
「木くず」を追加か
県警によると、男性の会社は当時、廃プラスチックの運搬など6種類の品目の許可を得ていました。しかし、同社は2015年4月、さいたま市の取引先と契約を締結する際に、本来許可されていない「木くず」の運搬も許可されているかのように偽装したとのこと。男性は容疑を認めているとしています。
また、同社はは2019年7月、県から産廃収取運搬業の許可自体を取り消されています。廃棄物を適切に処分したことを示すための管理表に、虚偽の内容を記載していたとのことです。