兵庫県で約82トンの解体廃材を不法投棄か、現場からは5千トン見つかる

兵庫県警は2022年9月7日、県内の山中におよそ82トンにもおよぶ産業廃棄物を不法に投棄した疑いで、兵庫県加古川市の解体工事会社の元役員および元従業員ら計5名を逮捕しました。

情報によると逮捕された5名は2021年9月、解体工事で排出されたコンクリート片やガラス片、木くずなどの産業廃棄物をダンプカーで運搬し、兵庫県加西市の山中に投棄した疑いが持たれているとのこと。現場ではほかに約5,000トンものガレキが散乱しており、警察は容疑者らが常習的に犯行を重ねていたものと見ています。

5名は全員逮捕されているものの元役員と元従業員の間に一定の指示関係にあったものと見られます。警察の調べに対して元役員は「分別のために運んだと思うので投棄したかはわからない」と容疑を否認していますが、元従業員の一部は「会社の指示でゴミを運び込んだ」と話しているとのこと。

警察は家宅捜索により押収した書類を含め詳しく捜査する方針です。

参照80トン超の解体がれきなど産業廃棄物を山中に不法投棄か…産廃業者の元役員ら5人逮捕

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