栃木県警の足利警察署は2022年5月12日、同市羽狩町にある他人の敷地内に廃塗料などを不法に投棄した疑いで、住所不定の40代男性を逮捕しました。
情報によると、逮捕された男性は敷地所有者と知人であり、了承を得て廃塗料などが含まれたドラム缶168本とプラスチック容器など約30トン分を置いていました。
ところが、所有者が撤去を依頼しても男性は撤去に動かなかったため、廃棄物が敷地内を占有し続ける事態が発生。
1年以上が経過し、対応に悩んだ所有者が警察に相談したことにより、産業廃棄物処理法違反の疑いで逮捕に至ったとのことです。
「片づけるつもりだった」容疑を否認
知人の相談により発覚した事件ですが、逮捕された男性は記事公開時点で容疑を否認しています。
情報によると、男性は否認の理由として「いずれ片づけるつもりだった」と述べているとのこと。警察は事件解決に向け取り調べを進めるものと見られます。