警察はこのほど、大阪府高槻市の建設会社が府から許可を得ていないにもかかわらず産業廃棄物の処理業務等を受託したとして、建設会社社長ら3名を逮捕しました。
逮捕されたのは建設会社の20代社長のほか、元請会社の40代社長ら2名です。情報によると、容疑者らは2019年3月に産業廃棄物の発生が想定される解体工事3件を受注し、山道付近の敷地内にガレキなどを投棄した疑いがあるとのこと。
20代社長が投棄した現場は金属製のトタンで覆われた山道で、ガレキや便座などの解体廃材が積み上げられ山と化しています。20代社長は他に合計36件の解体工事に関与し910トンの廃材を投棄した疑いがあると見られています。
40代社長らは容疑を否認か
警察によると、逮捕された容疑者らのうち、20代社長は容疑を認めているとのことです。
ただし、40代社長らは「下請けが処分を許可を持っていればいいと思っていた」などと供述し容疑を否認。警察は事実関係を明らかにするため捜査を進める方針です。