愛知県警津島署は2019年4月17日、廃棄物処理法違反の疑いで愛西市に住む養豚業を営む男性経営者を逮捕したと明らかにしました。
当局によると、逮捕された男性容疑者は自身が所有する豚の死骸約15体を、法律上求められる許可を得ることなく焼却した疑い。男性は容疑を認めており、「獣医に見せるのが面倒」、「焼却費用を支払いたくない」などと供述しているとのことです。
住民通報で発覚、これまで1,000頭以上焼却か
事件は住民による通報により発覚しました。2月、近隣に住む女性が養豚場の近くを通りがかった際に、「異臭がする」などと消防に通報。消防を通じて事態を把握した警察が捜査を進めたところ、焼却の疑いが発覚したとのことです。
なお当局の調べによると、男性は本件以外にも日常的に豚を焼却。これまで1,000頭以上を違法に処分していた疑いも持たれています。