韓国政府は2019年8月17日、日本政府が実施したホワイト国除外措置などへの対抗策として、日本から輸入する産業廃棄物3品目の放射能・重金属検査の規制を強化すると明らかにしました。
韓国は上記3品目を年間約87万7千トンほど輸入していますが、このうち日本から持ち込まれるものは約14万4千トンほど。全体の約16.7%に相当する廃棄物に対して、規制をかける形です。
日本をターゲットにした可能性
今回の輸入規制の対象品目は、廃タイヤ・廃バッテリー・廃プラスチックの3品目です。
韓国環境部は今回の規制強化措置に対して、「特定の国を対象にしたものではない」との見方を示していますが、これらは日本からの輸入量が多い品目に絞られており、「実質的には経済報復だ」との見方が出ています。