
国連環境計画(UNEP)は、2025年3月30日の第3回ごみゼロ国際デーに際し、ファッション・繊維製品のごみゼロ化をテーマに、世界各地で啓発と課題解決のためのワークショップなど多様な催しを行いました。
・繊維製品廃棄物は2000~2015年に倍増、世界で年9,200万トン発生
・同期間に衣服の使用期間は36%短縮
・プラスチック廃棄物の11%は衣服・繊維起源
・2023年のリサイクル原料の繊維製品は、全体の8%にすぎない
廃棄繊維製品の多くが最終的に廃棄物処理体制が未整備の低所得国に到着し、環境・社会に深刻な被害が生じています。
過剰生産・消費を前提とした産業のあり方が問題で、持続可能な生産とリユース・リペアの重要性を強調、消費者・業界・各国政府の協力が必要だといいます。
国連人間居住計画(UN-Habitat)は、募集した優良取組事例220件からタイ、インド、ノルウェーの3事例を選出・発表しました。
参照環境ニュース