
埼玉県久喜市は2019年6月、市職員と廃棄物処理会社との間で贈収賄があったとして、久喜市男性職員を懲戒免職にしたと明らかにしました。
久喜市によると、職員は浄水場管理業務の委託をめぐり、2016年10月~2018年1月にかけて、市内の廃棄物処理会社から全6回・合計60万円の現金を受け取った疑い。久喜市は今回の処分に際して、梅田修一市長が謝罪。収賄事案について触れ、「公務員としてあるまじき不祥事」と述べました。
2019年7月19日に判決
職員は2019年6月26日、検察から懲役1年6か月および罰金60万円を求刑されている状況です。現在は2019年7月19日の判決待ち。
公務員の贈収賄は、法律で禁じられた行為です。受け取った側だけでなく、贈った側にも罰則が規定されており、企業イメージにも影響する事案と言えます。