関門海峡に広告紙など約900キロを不法投棄した事件で、小倉簡易裁判所は2024年4月2日、投棄に関与した70代男性の罰金30万円の略式命令を出しました。
事件は約1年前の2023年4月、JR北九州駅付近の関門海峡から1束1,000枚の広告紙が合計177束を第三者が発見し、判明しました。情報提供を受けた門司海上保安部が調査したところ、小倉北区に住む70代男性の関与が判明。その後に調べにより、男性が請け負ったポスティング投函の業務に困り、広告紙約25,6キロを不法投棄した疑いが強まり、小倉区検が産業廃棄物処理法違反で起訴しました。
事件の規模は海上へのポスティング広告不法投棄としては異例で、注目を集めていました。