
長年産業廃棄物の不法投棄を繰り返していたと見られる事業者がついに逮捕されました。
岐阜県警は2022年11月25日までに、関連会社の敷地内に産業廃棄物を繰り返し不法投棄した疑いで、産廃処理業者マルチフィードバックの40代代表取締役および40代の元取締役、従業員ら3名を逮捕、送検しました。
情報によると、マルチフィードバック社は2020年6月~2021年12月ごろ、解体現場から出たと見られる木くずやコンクリート片などの産業廃棄物合計41㎥を岐阜県郡山市にある関連会社の敷地内に不法投棄したと見られています。警察が現地を調査したところ、現場からはほかに約7,000㎥にもおよぶ投棄物が見つかっており、長年に渡る同社の関与が強く疑われている状況です。
対象産業廃棄物は中間処理の後に適正処理するよう求められています。ところが、同社は廃棄物に土をかぶせたあと整地していたとのこと。「県道沿いに不法投棄されている場所がある」と通報を受け捜査したところ判明しました。