画像:秋田県庁
秋田県廃棄物不適正処理防止対策等連絡協議会は2020年7月14日、構成メンバーの秋田県や県警などとの協議の結果、ヘリコプターを使い不法投棄を空から監視するスカイパトロールを実施すると明らかにしました。
ヘリコプターは県の防災ヘリや県警のヘリを利用する予定で、県内で特に不法投棄が疑われる2か所を重点的に監視する計画。乗り込んだ職員は職員が空中から現場を撮影し、これをGPSを利用し位置を特定した後、保健所の職員が現地を確認するとしています。
不法投棄の摘発多数
秋田県によると、スカイパトロールは毎年のように成果を挙げている事業です。
協議会は2000年より年2回のペースで調査を決定していますが、これまでの約20年間で合計107件の不法投棄を発見。廃家電や廃材などの現場を押さえ続けた結果、年間500件以上発覚していた不法投棄数の大幅減に成功し、2019年では79件まで減少したとしています。