宮城県栗原市は2019年6月11日、下水道およそ700メートルを詰まらせた疑いで、警察当局が市内の食品関連企業「真大フーズ」を家宅捜索したと明らかにしました、
同社は2017年9月~2019年3月の期間中に、食肉処理の過程で生じた油を流し続けていた疑い。付近では事件発生前から近隣住民が「悪臭がする」とクレームが出しており、市が調査を進め、数百万円を投じて処理していました。
分離装置の設置や稼働状況などが焦点か
食品工場から排出された廃油は本来、産業廃棄物として水を油を分離し、適切に処理するよう求められています。
今回の事件では下水道700メートルを詰まらせるなどの被害が生じており、警察当局は分離装置の設置状況や稼働状況などを取り調べる方針。捜査は2019年6月11日の午前9時より開始され、工場や関係先など5か所の拠点が対象です。