青森県東北町の私有地に、腐った杉の木など40本が不法投棄されている事実が明らかになりました。
不法投棄の現場となったのは、東北町田ノ沢に位置する民間企業の敷地です。同社はおがくずなどを作る木材加工業者ですが、2021年7月17日に顧問が出社したところ、腐った杉の木40本が敷地内に捨てられていたとのこと。
情報によると、同社には不法投棄発生の前日である2021年7月16日の午後5時まで従業員が滞在していましたが、投棄が行われた形跡は確認されなかったとのこと。このため、不法投棄者は一夜にして杉の木40本を持ち込み、敷地内に投棄したものと見られています。
警察に通報し防犯カメラ設置
被害を受けた民間企業は、同社敷地への投棄を警察に通報しました。
また、同社は防犯カメラの設置による再発防止策を実施するほか、敷地内への投棄行為は不法投棄に該当するとして、投棄者に速やかな撤去を求めているとのこと。
なお、投棄された杉の木は腐敗が進んでいるため資材としては使えず、撤去費用は約30万円を要すると見られています。