長野県は2021年5月21日、茅野市の杖突峠周辺に大量のゴミが不法投棄されていた問題で、県が投棄されたゴミの撤去作業を行ったと明らかにしました。
長野県によると、撤去対象となったゴミは2021年4月26日に、峠の斜面で見つかったもの。投棄規模は斜面から20メートル・幅9メートルと膨大な量。
ゴミは衣装ダンスや食器棚などから、病院で処方されたと見られる薬袋に至るまで、大小さままざまなもので構成されているとのこと。撤去作業は諏訪建設事務所の職員7名がクレーンなどを使って引き上げ、トラックに収容しました。
警察に通報し対応へ
諏訪建設事務所は現在、不法投棄問題への対応として、投棄者の特定を進めています。
情報によると、引き上げられた衣装ダンスからは氏名の判別できるものなど、証拠と見られるものが見つかっているとのこと。建設事務所は持ち主の可能性があると見て、警察に通報しています。