警察当局はこのほど、大根の切れ端約1.1トンを不法に投棄した疑いで、新潟市に位置する食品会社・株式会社ナカノフーズの社長と社員1名を逮捕しました。
情報によると、逮捕された両容疑者は2020年11月、自社から排出したと見られる大根の切れ端をトラックに積み込み、新潟市西区の赤塚にある土地に投棄した疑いが持たれています。
投棄現場の土地は社長の父親名義となっており、新潟市からの通報を受け、当局が現場に急行したところ、両容疑者らの投棄現場を目撃したとのことです。
処分費用惜しんでの犯行動機
警察当局によると、逮捕された両容疑者は、いずれも容疑を認めています。
両容疑者らは動機について、「処分代がもったいなかった」などと供述しており、処分費用惜しさの犯行と見られます。
なお、警察当局は両容疑者が常習的に投棄に及んでいたものと見て、捜査を進める方針です。