不法投棄総量3.6万トン、全国で後を経たない状況|環境省

環境省は、全国の不法投棄に関する発表資料「平成29年度の産業廃棄物の不法投棄の状況について」を公表しました。

これによると、平成29年度に新たに見つかった産業廃棄物の総量は、合計3万5,716トンと判明。平成28年度よりも約8,000トン増えており、減少傾向にあった不法投棄件数が、再び増加に転じた形です。

建設系廃棄物が約8割を占める

今回確認された不法投棄廃棄物のうち、ガレキや木くず・汚泥など建設系廃棄物に分るされるゴミは2万5,216トン。不法投棄された廃棄物全体の約7割を占めています。

また廃棄物の中には、「支障が生じる恐れがある」と認識されている廃棄物も見つかっており、防止措置などを求める方針です。

参照産業廃棄物の不法投棄の状況について/環境省

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