島根県警の松江警察署は2021年11月18日、同県松江市と浜田市の空地に合計約17トンもの廃棄物を不法に投棄した疑いで、島根県出雲市に住む建設作業員の30代男性を逮捕しました。
情報によると、逮捕された男性は2020年10月~2021年6月にかけて、勤務先の事業者が請け負った建設現場から出たと見られるガレキやプラスチックなどの廃棄物を、両市の土中に埋めた疑いが持たれているとのこと。不法投棄は松江市からの通報により発覚しました。
埋没量は浜田市に約13トン、松江市に約4トンの合計17トンほど見られており、いずれも容疑者の関与が疑われています。
「不法投棄していない」と容疑を否認
逮捕された容疑者は、警察の捜査に対して容疑を否認しています。
容疑者は「不法投棄していない」と供述していることから全面的に否定している状況で、警察は勤務先の建設会社が関与している可能性や共犯者の存在も含め、捜査を進める方針とのこと。