不法投棄防止へ パトロール強化”見つけたら連絡を”|福島県

あとを絶たない産業廃棄物の不法投棄を防ぐため、福島県は今月と9月を不法投棄防止強調月間と定め、パトロールを強化しています。

福島県によりますと、県内で確認された10トン以上の産業廃棄物の不法投棄は、令和5年度の1年間で4件のあわせて225トンと、前の年に比べて63トン増加しました。

また、平成5年に調査を始めてから去年3月末までの31年間で、あわせて125件、およそ9万6000トンが確認され、多くが適切に処理されずに残っているということです。

このため今月と9月を不法投棄防止強調月間と定めて、警察や消防などと協力してパトロールを強化しています。

県は、不法投棄によって環境が汚染されたり悪臭が発生したりする恐れがあるほか、もとの環境に回復するには多額の費用が必要になるなどとして、不法投棄を見つけた場合にはすみやかに県や警察などに通報してほしいと呼びかけています。

県産業廃棄物課は「これまでの事案については粘り強く行為者に対し撤去を求めていく。不法投棄をさせないという監視の目をもってしっかり取り組んで行く」としています。

 

参照NHKニュース

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