画像:Fly-tipping up 300% as researchers call for improved recycling/herefordtimesより
イギリスメディアのherefordtimesは2020年5月、新型コロナウイルスの影響で英国内の不法投棄が3倍以上に膨れあがったと報じました。
情報によると、イギリスでは1か月以上に渡る外出抑制が進められた結果、家庭ごみが増加。さらにウイルス拡大の影響によりイギリス国内の大半の廃棄物処理施設が停止したため、収容能力を超えたゴミが不法投棄に向かったと推定されています。
不法投棄による被害額は1,000億円程度
報道に合わせて紹介された映像では、ロンドンの住宅地のいたるところに大量のごみが積まれている様子が描かれました。ただし映像で紹介されたゴミは生ごみなどの家庭ごみだけでなく木材やガラ、鉄筋など、建築廃材と思われるものも目立っています。
なお、イギリスメディアは一連の不法投棄について、被害額をおよそ1,000億円程度を分析しています。