山林に軽トラ2台分の農業廃棄物、徳之島町で複数回の不法投棄か

鹿児島県徳之島町の警察機関である徳之島署は2020年5月29日、島の徳之島トンネルから約300メートルほど離れた位置に、産業廃棄物と見られる軽トラック2台分のゴミが発見されたと明らかにしました。

情報によると、不法投棄されたゴミは肥料や散水ホースのほか農業用品に使用する廃プラスチック類など、農業に使用する廃棄物が中心とのこと。現場は人目に付きにくい山林に囲まれたエリアであることから、犯人は違法と知りつつ投棄した可能性があると見られています。

なお、現場を視察した関係者によると、投棄物には古いものと新しいものがあるため、「複数回にわたって投棄したのではないか」と分析し、捜査を進める方針です。

パトロール強化や事業者への周知で対策

事件を担当した徳之島署によると、今回の廃棄物は不法投棄防止に向けた自治体との合同パトロールの過程で発見されたとしています。

このため、署は今後の再発防止として、廃棄物を扱う車両への職務質問を実施するなど警戒態勢を強化を決定。また、廃プラ処分を扱うJAあまみ徳之島事業本部も、農家に対する回収を徹底するよう周知し対策を進める考えを示しています。

参照農業用廃プラなど不法投棄 徳之島 不関係者が抑止対策確認/Yahoo!ニュース

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