
神奈川県警など3県計の合同捜査本部は2019年8月20日、産業廃棄物を無許可で運搬した上に合計52トンの不法投棄を繰り返した疑いで、厚木市で廃棄物収集・運搬業を営む「健商」の会社役員とアルバイトの男性を逮捕したと明らかにしました。
両容疑者は2019年5月18日~2019年7月11日の約2か月にわたり、綾瀬市の解体工事業者「剛健」の排出した廃棄物を収集。茨城県八千代町の私有地に合計9回もの不法投棄を繰り返した可能性があるとのことです。
社長も書類偽造などで共謀か
合同捜査本部によると、容疑者らが運搬していた廃棄物は、剛健から排出された木くずなどです。捜査本部は取扱いの過程で内容虚偽の書類を提出し、不正に運搬許可を更新していた可能性もあるとし、同社社長の男性も逮捕したとのこと。
ただし、逮捕された容疑者らは記事発表時点で、諾否を明らかにしていないとの情報です。