
京都市伏見区の住宅街の一角にある集積場で、産業廃棄物などが大量に積み上げられている問題を巡り、市は28日、業者とその代表取締役に対して改善を命じる措置命令の行政処分を出したと発表した。業者側が命令に従わない場合は刑事告発も検討するという。
措置命令は27日付。積み上げた産業廃棄物やがれきの高さなどを法律が定める基準内にするよう命じた。市は理由について「産業廃棄物が崩落し流出することで、生活環境の保全上の支障が生じる恐れがあるため」としている。
市によると、集積場では産業廃棄物やがれきが一時、高さ10メートル以上まで積み上げられ届け出の範囲を超える量を確認した。このため業者に対して6月に文書で指導。7月16日までに山の勾配を下げ8月末までに集積した廃棄物の量を届け出で認可された範囲に減らすよう求めた。業者側は指導に沿って作業を進めたが期限内に間に合わなかった。
松井孝治市長は7月16日の定例記者会見で「十分な是正が行われていない」と述べ、行政処分を出す可能性を示唆し、業者側が命令に従わない場合は刑事告発なども検討するとしていた。
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