スプレー缶ガス抜きによる高槻市爆発事故、兵庫の通販会社を家宅捜索

警察当局は2019年7月9日、高槻市の産廃運搬会社「今村産業」で発生した爆発事故に関連して、兵庫県尼崎市にある工具通販会社を業務上過失致死の疑いで家宅捜索していると明らかにしました。

事件は2019年7月6日、今村産業の敷地内で起きた爆発事故。スプレー缶のガス抜き作業中に何らかの原因で火災が発生。男性2名が死亡し、中学生含む男性2人が重体となったものです。警察当局が事件に関連して捜査を進めたところ、爆発の原因となったスプレー缶は、尼崎市にある工具通販会社と判明。事故解明のため、家宅捜索が続いています。

死亡した男性は通販会社の社員と判明

当局が明らかにしたところによると、爆発事故で亡くなった男性は通販会社の社員と、その下請け企業の社員と判明。また重体となった中学生は、通販会社に所属する男性の次男と明らかになっています。

今村産業の幹部によると、4人が処分していたスプレー缶は、水害事故により水没して廃棄となったもの。「4人は3週間ほど前から毎週土曜日、スプレー缶に金づちで穴をあけていた」とのことです。

参照高槻爆発火災 スプレー缶持ち込んだ兵庫県尼崎市の会社を家宅捜索/Yahoo!ニュース

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