西郷村スキー場跡地の不法投棄、県が撤去するよう公告

画像:福島県より引用

福島県は2021年8月10日、同県が発行している県報公告にて、同県西郷村に投棄された廃プラスチック類を撤去するよう不法投棄者に呼びかけました。

問題となっているのは同県西郷村のスキー場跡地に投棄された廃プラスチック類約220㎥で、2020年8月頃に登山客が発見し、森林管理署白川支所が確認したことにより発覚しました。その後、県が調査を実施したところ、廃棄物から基準値を超える有害物質が検出される事態に発展。

記事発表時点で不法投棄者は明らかになっておらず、県は不法投棄者に早期撤去を呼び掛けている状況です。

行政代執行も検討

福島県は8月10日付の県報にて、不法投棄者が廃棄物を撤去しない場合、「行政代執行」を行うとしています。

行政代執行とは、行政代執行法に規定されている強制執行のひとつで、義務者が義務を履行しない場合に行政が代わりに実行し、費用を義務者から徴収するというもの。不法投棄のほかに倒壊寸前の空き家を撤去する際などに適用されます。

参照県報 令和3年8月10日付け 定例第221号

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