熊本県は2022年10月、災害廃棄物置き場に無関係の産業廃棄物を不法投棄したとして、熊本県宇城市の廃棄物運搬業者を45日間の業務停止処分にしました。
情報によると、処分となった業者は2020年に発生した熊本県豪雨災害に伴い人吉市が設置された災害廃棄物置き場に、別地域の大型遊戯施設の解体破棄物など約107トンを不法に投棄した疑いがあるとのこと。業者は被災住宅の解体工事も請け負っていたことから行政から許可証を得ていましたが、これを悪用し別地域のゴミを投棄した形です。
業者の犯行動機は金銭的なものであると見られています。
熊本県によると、投棄に関与したと見られる作業員2名は「処分費用を浮かし、会社の利益にしようと思った」などと説明しているとのこと。業者も投棄の事実を認め撤去に着手しています。