栃木、茨城、福島3県警の合同捜査本部は2021年11月30日、栃木県や茨城県、福島県の合計3県155箇所にまたがり約770トンの廃棄物を不法に投棄したとして、宇都宮市の50代解体業の男性を逮捕・送検しました。
逮捕された男性は2019年10月~2021年2月にかけて3県で廃プラスチックや建築廃材などを投棄した疑いがあるとのこと。
投棄現場は山地や跡地などいずれも目立たない場所が選ばれていましたが、近隣住民が大量に投棄されたゴミを見つけ不審に思い、警察に通報したことにより判明しました。
背後関係を捜査
情報によると、男性は解体業を営む事業者です。
このため、警察は男性の背後に廃棄物処理を依頼した人物がいると見て捜査を進めているとのこと。ただし、記事発表時点で依頼した人物の有無や情報は明らかにされていません。
なお、逮捕された50代の男性は福島県西郷村のスキー場跡地にも廃棄物を不法に投棄したとして、逮捕されています。