公共事業受託の剪定業者が大量の木くずを不法投棄か、長泉町

産廃ニュース

造園や樹木の剪定により発生した木くずなどを不法投棄したとして、静岡県長泉町の有限会社正翠園の社長ら3名が逮捕されました。

情報によると、逮捕されたのは正翠園の社長と従業員1名、元警察官で投棄先の土地所有者1名です。3名はお互いに共謀し、正翠園の事業により排出された木くずなど170キロを山林に不法投棄した疑いがあるとのこと。処分費用目当ての犯行と見られています。

投棄現場は林道沿いにある谷間で、一部が敷地をはみ出しあふれ出る状態になっていたところを、近隣を通りがかった長泉町の職員が発見しています。その後、町から連絡を受けた県警が捜査を進めたところ、容疑者が浮上しました。

公共事業排出物を不法投棄の可能性も

正翠園社長の逮捕により長泉町は再発防止策の策定を迫られています。

正翠園は長泉町より多くの公共事業を受託していた企業です。ところが、今回の不法投棄の捜査が進むにつれ、同社の不法投棄は単一のものでなく、遅くとも2019年より複数回にわたり繰り返されていた可能性が指摘されている状況です。

当然、不法投棄された廃棄物に受託業務により生じた木くずが含まれる可能性も指摘されます。このため、町は対策として、廃棄物の量の報告の義務づけや、町が処分先の業者を指定するなど、対策案を検討している状況です。

参照木くず不法投棄の疑い 長泉の造園業社長ら3人逮捕 裾野署など/Yahoo!ニュース

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