
北海道警の小樽警察署は2024年11月28日、一般廃棄物を回収した際に産業廃棄物も混ぜ不法投棄した疑いで、産廃収集運搬業者「大森産業」の70代社長を逮捕しました。
情報によると、逮捕された社長の会社では従業員と共謀し、一般廃棄物と食品製造工場の廃棄物約約49トンを混載し、不法投棄していた疑いが持たれています。行為は10年前から繰り返されていたと見られますが、2024年4月、「大森産業が不法投棄している可能性がある」旨の情報提供があり、その後の捜査により容疑が固まりました。
逮捕された社長は警察の調べに対して「産業廃棄物に一般廃棄物を混載していたのは事実」と容疑を認めています。警察は社長が約1,000万円の利益を得たとみて、余罪や他に関与した人物を調べるため捜査を続けています。