画像:AMPロボティクスより
米国デンバーに位置するAMPロボティクスはこのほど、産業廃棄物をAIが識別し、ゴミの分別するシステム「AMPニューロン」を発表しました。
AMPニューロンは機械学習とコンピューター映像を組み合わせたもので、ゴミの色や質感・形状や大きななどをパターン化して学習。人間と同様に廃棄物を分類することができるというものです。
人間の2倍の速度で分別し、高精度
AMPは既に「AMP Cortex」など複数の製品を販売しています。製品はフロリダのリサイクル工場などで導入され、1分間に70~80ものゴミを分別するとのこと。これは熟練した人間以上のペースで、平均的な人材の2倍に相当するとされています。
また、同社は2019年3月に破砕機が有名な国内企業・リョーシン社とも提携。金属や木片・ガラなどを認識し分別できるロボット「AI-Benkei」や「AI-Musashi」の共同開発を進めているとのこと。日本の産廃業者にも、多大な影響を与えるものと期待されています。