![埼玉の白岡市市道投棄事件、市が撤去に着手するも犯人特定は難航か](https://sanpai-media.com/system/wp-content/uploads/2024/05/img_4762.jpg)
埼玉県白岡市が管理する市道で2024年4月19日に発覚した大量不法投棄問題について、白岡市が本格的な撤去作業に取り掛かりました。
白岡市の市道を巡る問題は2024年4月19日の早朝、近隣住民からの通報により判明しました。通報を受けた市や警察が現場に駆け付けたところ、高さ約1m80cm×幅約5mもの廃棄物が、市道2か所を埋め尽くしている事態を確認。投棄は道路の交通を妨げる規模で行われており、早急な対応を求める声が相次いでいました。
こうした事情を受け、白岡市は2024年4月30日より本格的に着手しています。撤去作業は埼玉県職員や県警立ち合いのもと行われており、現場からはコンクリートブロック、タイル、木片、ガラス瓶などが確認されています。撤去は白岡市の負担で、市は撤去費用として予備費から556万円を計上しました。
警察は現在、悪質な不法投棄事件として捜査しています。投棄物の内容や規模から、解体事業に関係する者が撤去費用惜しさに及んだ可能性があるとのこと。ただし、現場周辺には防犯カメラがなく、目撃情報も乏しいため、犯人の特定には難航しているとのことです。