使用済み検査キットをショッピングモールのゴミ箱に不法投棄、医師が逮捕

警視庁生活環境課は2019年6月25日、使用済みのインフルエンザ検査キットを都内のショッピングセンターのゴミ箱に廃棄した疑いで、東京都北区に住む男性医師を廃棄物処理法違反の容疑で書類送検したと明らかにしました。

当局によると男性医師は2019年2月18日、江東区のショッピングセンター屋内に設置されたゴミ箱に、使用済みの綿棒89本をチラシに包んだ上で投棄。さらに男性医師は診療所近くの他のゴミ箱にも不法投棄した疑いが持たれています。

処分費用惜しさの犯行か

使用済みのインフルエンザ検査キットは二次感染の恐れがあるため、廃棄物処理法では「特別管理産業廃棄物」に指定されています。本来は滅菌処理を経て指定された袋に封入するか、専門的な廃棄業者の手により処理されるべき廃棄物です。

ところが送検された男性医師は、「処分費用がもったいない。滅菌処理も面倒臭い」などと供述。順法意識に欠けるかのような言動をしているとのことです。

参照インフル検査キットを不法投棄 63歳医師を書類送検 警視庁/Yahoo!ニュース

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