「こんな頻発したことはなかった」茨城県水戸市では現在、不法投棄の新たな手口「ゲリラ不法投棄」が問題になっています。
ゲリラ不法投棄とは、様々な場所で少量の不法投棄を繰り返すという行為です。水戸市には田園地域も多くありますが、近年、夜間に多数の廃棄物が発生しており、所有者などから県への通報が相次いでいるとのこと。
現場の1か所では、投棄物によって約1メートルほどの山ができています。不法投棄としては小規模であるものの、投棄物は土砂や鉄くずなどの産業廃棄物であり、業者の関与が疑われる状況です。
茨城県によると、ゲリラ投棄は増加傾向にあります。
2017年度は28件と少数でしたが2021年度には139件に増加しているとのこと。水戸市においては市や県の道路を塞ぐなど特に悪質な例も確認されています。県は対策を検討するいっぽうで、不審車両などの情報提供も求めているとのことです。