民有地に無許可で残土投棄、近隣住民らが県庁に陳情書を提出

茨城県桜川市の民有地に無許可で大量の建築残土などを投棄している業者がいるとして、近隣住民ら25名の連署による残土の早期撤去を求める陳情書が2021年3月4日、茨城県庁に提出されました。

提出された陳情書によると、問題となっている民有地には2020年10月頃より業者と見られるダンプカーなどが出入りするようになったとのこと。

また、業者らは許可を得ていないにも関わらず、コンクリート片などを含んだ大量の残土を投棄しはじめ、今では3平方メートルの敷地に約4メートルの残土が積まれ、周辺の水路も埋まり、対処が必要な状態としています。

市長や県議も同行し提出

陳情書の茨城県庁への提出には、桜川市の市長や県議会議員も同行しています。

情報によると、桜川市では既に無許可で投棄した業者に対して、撤去の指示書を出しているとのこと。しかし同業者は指示が出ているにも関わらず投棄した残土を撤去しておらず、好転しない状況が続いています。

茨城県の廃棄物対策課は陳情に対して、状況を注視し、残土の撤去指導を行うとしています。

参照無許可で大量の産業廃棄物 不法残土早期撤去を 桜川市民ら茨城県に陳情

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