
大阪府警生活環境課は2019年3月13日、産業廃棄物の処分を無許可業者に委託した疑いで、建築工事業を営む男ら2名を逮捕したと明らかにしました。
情報によると逮捕された容疑者は2018年2月、住宅解体により生じた産業廃棄物の始末に困り、無許可業者である別の容疑者に約250万円で処分を委託したとのこと。両容疑者は警察の捜査に対して容疑を認めていますが、「無許可業者とは知らなかった」と主張しています。
150回もの立ち入り検査を受けていた
警察によると、処分を委託された容疑者は大阪府泉南市にある土地を所有しており、産業廃棄物の投棄場所としていました。ところが所有する土地は法律が求める基準を満たしておらず、行政が150回もの立ち入り検査を実施。改善命令を受けていました。
また近隣住民からも悪臭や崩落による危険性などを不安視する声があがっており、問題視されていたとのことです。