不法投棄をAIと画像認識でブロック「アイ・パト」リリース

画像:IRTソリューション 「アイ・パト (不法投棄監視)」/株式会社B's STYLEより

不法投棄に対するAI領域からの包囲網が進んでいます。岡山県岡山市のテクノロジー企業「株式会社B's STYLE」はこのほど、AIと画像認識技術を搭載したカメラ「アイ・パト (不法投棄監視)」をリリースしました。

「アイ・パト (不法投棄監視)」は、マンションや施設等への不法投棄の防止を目的とした、監視カメラ型のAI端末です。従来の監視カメラと違い、AIと画像処理技術により自動で犯行現場だけを認識・抽出する能力を有しているため、監視カメラのように巻き戻しやリプレイを繰り返して犯行現場を確認する必要がなく、ユーザー負担を大幅に軽減するとのこと。また、ユーザーはアイパトの収集データをインターネット管理画面で閲覧でき、不法投棄へのスムーズな対応を可能にするとしています。

導入事例も多数、不法投棄抑止に貢献

株式会社B's STYLEによると、アイ・パトは2019年11月より公表を進めている技術です。

同社で公表された導入事例では不法投棄問題に悩む岡山市内のマンションが紹介され、アイパトの導入により、素早くゴミを撤去する様子が描かれました。また、今後は不法投棄に関連して、不審者を監視するソリューションも提供予定とのこと。同社はアイ・パトの役割として、「綺麗な状態を維持しゴミを捨てさせない」としています。

参照不法投棄監視用IoTカメラソリューションリリースのお知らせ/株式会社B's STYLE

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