産業廃棄物の酒粕をリユース、世界初のエシカルプロジェクトが始動

2020年3月4日、エシカルスピリッツ株式会社は、酒粕を再蒸留したジンをリリースし、その利益の一部を酒粕提供元に送り返すという「循環型エシカル・ジン・プロジェクト」を始動したことを発表しました。

第一弾のエシカル・ジン「LAST」は伊勢丹新宿本店にて独占先行発売されます。

産業廃棄物として処理されている「酒粕」をプロダクトに

日本酒造りにおいて、酒米全体量の65〜70%が日本酒として出荷され、残りの30〜35%が酒粕となります。酒粕は、伝統的な粕漬けや粕汁のほか、食品や飼料として利用されていますが、需要低迷とともに産業廃棄物として処理されているものも多い現状です。

エシカルスピリッツ株式会社では、日本酒生産の副産物である酒粕を購入し、リユース・再蒸留しジンやウィスキーを生産。そこで生まれた利益を元に米農家から新米を購入し、全国の酒造に納品すると言うサイクルに取り組んでいくとしています。また、今後は国内初のエシカル生産及び消費に特化した蒸留所の設立を目指すとしています。

参照「酒粕リユース蒸溜所」産業廃棄物として処分される酒粕をリユースし、ジンを創ると共に循環経済を実現する世界初のプロジェクトが始動/PR TIMES

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